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  • Liam & Noel Gallagher|Oasis再結成、再び“平行線”の兄弟劇場

    Liam & Noel Gallagher|Oasis再結成、再び“平行線”の兄弟劇場

    アフターパーティーはくだらない奴らのためのものだ」とリアムは言った

    オアシス再結成――この言葉に世界中の音楽ファンが胸を高鳴らせた。

    しかし、兄弟であるリアムとノエル・ギャラガーの関係は、やはり一筋縄ではいかないようだ。

    「同じバンド。でも、違う夜」

    英紙『The Sun』の報道によれば、ツアー主催者はバックステージで二人を完全に分けるよう指示。

    VIPリストも別々に作成され、どちらからチケットをもらったかで、参加できるアフターパーティーが変わるという前代未聞の「兄弟分断オペレーション」が進行中だという。

    加えて、ライブ終了後は“完全に別のアフターイベント”が行われるとのこと。

    Liamの反応は…らしさ全開

    この報道に対し、リアム・ギャラガーはX(旧Twitter)でこう切り返した:

    「アフター・パーティーなんてどうでもいい奴らのためのものだ。

    ライブの後は寝る。セクシーでいるためにはくだらない奴と話してちゃダメなんだ。」

    この“Liam節”こそが、永遠のロックスターとしての証明でもある。

    一方、兄弟はロンドンで一緒に現れる

    奇妙なことに、報道と同時期、リアムとノエルはロンドン・ニューイントン・グリーンで一緒に撮影現場に現れた姿が目撃されている。

    撮影内容は「Adidasの広告キャンペーン」との噂。

    完全に断絶しているわけではないという謎めいた距離感が、ファンの妄想と期待を加速させている。

    Oasis再結成ツアー、ついに始動

    41公演に及ぶ再結成ツアーでは、以下のサポートアクトも明らかにされている:

    リチャード・アシュクロフト ケイジ・ジ・エレファント キャスト ボール・パーク・ミュージック

    また、参加メンバーは以下の通り:

    アンディ・ベル(ベース) ゲム・アーチャー(ギター) ポール・“ボーンヘッド”・アーサーズ(ギター) ジョーイ・ワロンカー(ドラム)

    (chromatic pick)

    「和解」と「再会」は違う。

    リアムとノエルは、“共演するけど交わらない”という新しい兄弟の形を、ロック史に刻もうとしているのかもしれない。

    今、Oasisは単なるバンドではなく、“物語としてのバンド”になった。

    その物語を追うのも、音楽ファンの特権だ。

    Oasis Live ’25 ツアー日程

    以下は、Oasisの2025年再結成ツアー「Live ’25」の主な日程です。

    🇬🇧 UK & アイルランド

    7月4日(金) – カーディフ, Principality Stadium 7月11日(金) – マンチェスター, Heaton Park 7月25日(金) – ロンドン, Wembley Stadium 8月8日(金) – エディンバラ, Scottish Gas Murrayfield Stadium 8月16日(土) – ダブリン, Croke Park

    🇺🇸 北米

    8月24日(日) – トロント, Rogers Stadium 8月28日(木) – シカゴ, Soldier Field 8月31日(日) – ニュージャージー, MetLife Stadium 9月6日(土) – ロサンゼルス, Rose Bowl 9月12日(金) – メキシコシティ, Estadio GNP Seguros

    🇯🇵 日本

    10月25日(土) – 東京, 東京ドーム 10月26日(日) – 東京, 東京ドーム

    詳細な日程やチケット情報は、Oasis公式サイトをご確認ください。

    📌 #OasisReturns #GallagherBrothers #AfterpartyDivide #ChromaticPicks #RockMythology

  • ジミー・ペイジと「Dazed and Confused」訴訟のその後:終わらぬ余韻と伝説の影

    ジミー・ペイジと「Dazed and Confused」訴訟のその後:終わらぬ余韻と伝説の影

    「あのリフは誰のものだったのか?」

    ロックの歴史に刻まれた名曲「Dazed and Confused」。
    しかしその背後には、もうひとつの物語が存在した。

    2025年、**ジミー・ペイジ(Led Zeppelin)が再び法廷の名に登場した。
    問題となったのは、あの象徴的な楽曲「Dazed and Confused」の
    オリジナル作者は誰か?**という、長年論争の的となってきた問題だ。

    裁判を起こしたのは…Jake Holmes

    オリジナルの楽曲「Dazed and Confused」は、実はJake Holmesというシンガーソングライターが1967年に発表したもの。ペイジはその楽曲を元にしながら、Led Zeppelinの代表曲として昇華させたが、公式なクレジットはなかった。

    この問題を巡って、過去にも訴訟は起こされていたが、今回の訴訟は再燃とも言える形で進行していた。

    結論:最高裁が棄却

    この度、アメリカ最高裁判所はJake Holmes側の請願を正式に棄却。これにより、ジミー・ペイジとLed Zeppelinに対する訴訟は終結となった。

    つまり、ペイジの「Dazed and Confused」は法的に問題なしと確定した形だ。

    Dazed and Confused – その響きは誰のものか

    この件が残したのは、法的な判決だけではない。
    音楽における**「インスピレーション」と「盗作」の境界線**、
    そして「オマージュは誰のものか?」という創作における根源的な問いだ。

    chromatic pick

    ジミー・ペイジという存在は、単なるギタリストではない。
    「リフの魔術師」とも言われ、音の重ね方ひとつで時代の空気を変えてしまう存在だ。
    今回の訴訟が終結したことで、私たちは改めてその功績とグレーゾーン
    を見つめ直す機会を得たのかもしれない。

    #IconsUncovered #GuitarLegends #DazedAndConfused #ChromaticPicks

  • Maroon 5 × Lisa(BLACKPINK)初のコラボ楽曲「Priceless」リリース

    Maroon 5 × Lisa(BLACKPINK)初のコラボ楽曲「Priceless」リリース

    ポップとK-POPが交差する、2025年最大のグローバルヒット誕生か

    アメリカのポップ・ロックバンド Maroon 5 と、K-POP界のスター Lisa(BLACKPINK) による初のコラボ曲「Priceless」が、2025年5月2日に全世界同時配信された。

    本作は、Maroon 5にとって約2年ぶりとなる新曲であり、今夏リリース予定の8枚目のアルバムからの先行シングルとなる。

    楽曲情報

    • タイトル:Priceless
    • アーティスト:Maroon 5 feat. LISA
    • リリース日:2025年5月2日
    • ジャンル:ポップ・ロック、ポップ・ラップ
    • 収録時間:2分43秒
    • レーベル:222 Records / Interscope Records
    • 作詞・作曲:Adam Levine、Sam Farrar、Lisa、Federico Vindver、J Kash、Michael Pollack、Ali Tamposi、Leah Rajagopalan
    • プロデューサー:Adam Levine、Sam Farrar、Federico Vindver、J Kash、Noah Passovoy

    制作の裏側

    「Priceless」は、Maroon 5がかつてのギター主導サウンドに回帰したような印象的な1曲だ。
    冒頭はAdam LevineがiPhoneで録音したというアンプラグドのギターから始まり、Lisaの自信に満ちたラップが軽やかに響く。

    Levineはこの曲について「アルバム制作中に最も早く生まれた楽曲で、リサが加わってくれたことで特別なものになった」とコメントしている。

    チャート&反響

    • Spotifyグローバルチャート:初登場31位(248万ストリーム)
    • YouTube:公開24時間で再生回数500万回突破
    • SNS:X(旧Twitter)で世界トレンド1位

    Spotifyでの初日ストリーミング数は、Maroon 5史上最高を記録。Lisaファン層からの支持も厚く、世界中のプレイリストに即日追加されている。

    ミュージックビデオも話題

    MVはロサンゼルスで撮影され、「Mr. & Mrs. スミス」風のスパイカップルをLevineとLisaが演じる。
    35mmフィルムでの撮影と、監督Aerin Morenoによるシネマティックな演出が高評価を集めている。

    ▶️ 試聴リンク・MV

    (by chromatic japan)

    マルーン5が原点に立ち返った音像と、Lisaの持つグローバルな存在感。
    この組み合わせは、ただの話題性では終わらない“音楽としての完成度”を感じさせる。

    2025年のプレイリストに欠かせない1曲になるだろう。

  • リル・ウェインが語る『Tha Carter VI』の全貌と、スーパーボウルをめぐる苦悩──インタビュー要点まとめ

    リル・ウェインが語る『Tha Carter VI』の全貌と、スーパーボウルをめぐる苦悩──インタビュー要点まとめ

    『Tha Carter VI』:ジャンルを超えたコラボレーション

    リル・ウェインは、6月6日にリリース予定のアルバム『Tha Carter VI』について、これまでで最も多様なコラボレーションを含む作品になると語っています。

    参加アーティストには、マイリー・サイラス、マシン・ガン・ケリー、エレファント・マン、ワイクリフ・ジョン、U2のボノ、息子のカメロン・カーター、そしてオペラ歌手のアンドレア・ボチェッリが名を連ねています。

    特にボチェッリとのコラボレーションでは、ウェインの人生にインスパイアされた「Ave Maria」を収録。ワイクリフ・ジョンは、ボチェッリにウェインの人生を伝えるためにイタリアまで飛び、彼の参加を実現させました。

    また、ビリー・アイリッシュのサンプルを使用したトラックや、カニエ・ウェスト、ウィージーによるプロデュース曲も含まれる予定です。さらに、ビギーと2パックのフローを模倣した楽曲や、故マシュー・ペリーへのオマージュを含む楽曲も収録されるとのことです。

    スーパーボウル・ハーフタイムショーへの失望

    ウェインは、2025年のスーパーボウルLIXが地元ニューオーリンズで開催されることから、ハーフタイムショーへの出演を強く望んでいました。そのために、普段は参加しないようなイベントやパーティーに出席し、NFL関係者との関係構築に努めていたと述べています。

    しかし、最終的にケンドリック・ラマーが起用され、ウェインは大きな失望を感じたと語っています。彼は「彼らはその感情を奪った。だから、もうやりたくない」と述べ、今後スーパーボウルのハーフタイムショーに出演することはないと明言しました。

    また、NFLからの謝罪があったものの、ウェインはその対応に納得していない様子で、「彼らは自分たちが責任者ではないと言った」と語っています。

    父親としてのウェイン

    インタビューでは、父親としてのウェインの一面も明らかになりました。彼は、息子たちの成長に伴い、彼らの音楽活動をサポートしていると述べています。特に、息子のカメロン・カーターとのコラボレーションについては、「Like Father, Like Son」の続編を制作する可能性も示唆しました。Lil Wayne Forum

    ウェインは、「自分が彼らの年齢のときに何をしていたかを考えると、比較せずにはいられない」と語り、父親としての誇りと責任を感じていることが伺えます。


    まとめ

    リル・ウェインの最新インタビューは、彼の音楽活動だけでなく、個人的な感情や家族への思いが詰まった内容となっています。『Tha Carter VI』は、ジャンルを超えたコラボレーションと彼の人生経験が融合した作品となりそうです。また、スーパーボウル・ハーフタイムショーへの失望や父親としての姿勢など、彼の人間味あふれる一面も垣間見ることができました。

    今後のリリースや活動に注目が集まる中、ウェインの音楽と人生に対する真摯な姿勢が、多くのファンの共感を呼ぶことでしょう。


    詳細なインタビュー内容は、Rolling Stone誌の2025年5月号でご覧いただけます。

  • ピンク・フロイドが蘇る――『アット・ポンペイ』、4Kリマスター版が全国追加上映決定

    ピンク・フロイドが蘇る――『アット・ポンペイ』、4Kリマスター版が全国追加上映決定

    2025年5月2日|文:クロマティック編集部

    Photo: Sony Music

    1971年、古代ローマ遺跡で行われた無観客ライヴ。
    それはただの演奏ではなく、音楽が時間と空間を越えた瞬間だった。
    『ピンク・フロイド・アット・ポンペイ』は、今もなお**“ロックと映像の境界線を破壊した作品”**として語り継がれている。

    そして2025年、その映像が4Kで蘇る。
    全国の映画館で、追加上映が決定した。

    🕰️ 世界遺産で“誰もいない観客席”に向けて鳴らされた音
    『ピンク・フロイド・アット・ポンペイ』は、イタリア・ポンペイ遺跡にて行われた観客ゼロのライヴパフォーマンスを収めたドキュメンタリー映画。
    演奏は1971年10月、円形闘技場にて収録されたもので、**“史上初のポンペイ遺跡でのコンサート”**としても記録されている。

    監督はエイドリアン・メイベン。
    当時の35mmフィルムを4Kデジタルリマスターし、音源はポーキュパイン・ツリーのスティーヴン・ウィルソンが2025年最新リミックスを手がけた。

    「これはバンドの『狂気』以前のレアな記録だ」
    ──ニック・メイスン(ドラマー)

    🎥 上映情報(IMAX / Dolby Atmos 対応もあり)
    上映劇場では、Dolby AtmosやIMAXによる立体音響対応の回も用意されており、まさに「ライブの中に入り込むような体験」が可能。
    以下に一部の劇場スケジュールを抜粋:

    IMAX / Dolby Atmos上映劇場
    東京|TOHOシネマズ日比谷|5/12(月)〜5/16(金)

    大阪|TOHOシネマズ梅田 |5/16(金) ※Dolby Atmos

    通常スクリーン上映劇場
    東京|109シネマズ木場|5/14(水)のみ

    神奈川|109シネマズ川崎・ゆめが丘|5/14(水)のみ

    大阪|109シネマズエキスポシティ|5/12(月)〜5/15(木)

    特別上映劇場(全席プレミアム)
    東京|109シネマズ プレミアム新宿|5/9(金)〜5/15(木) ※5/11休映
    ┗ 全席プレミアム+坂本龍一監修音響システム「SAION -SR EDITION-」搭載
    ┗ A席:¥5,700 / S席:¥7,700(会員割引あり)

    🖥️ 上映スケジュールの詳細はこちら

    📝 編集部コメント:50年経っても「今見る意味」がある映像体験
    『アット・ポンペイ』は、音楽と空間、そして“無”との対話である。
    観客不在の闘技場に鳴り響く実験音楽。その孤独さは、どこか現代の私たちが抱える感覚にも通じる。

    今だからこそ見返すべき作品かもしれない。
    ピンク・フロイドが問いかけた「音とは何か」という原点に、もう一度立ち返るために。

    音楽ではなく、時間芸術。
    ロックではなく、記録された幻覚。
    それが『アット・ポンペイ』だ。

  • オジー・オズボーン、ブラック・サバス最後のステージへ──「立てなくても、俺は出る」

    オジー・オズボーン、ブラック・サバス最後のステージへ──「立てなくても、俺は出る」

    2025年5月2日(金)|文:クロマティック編集部

    オジー・オズボーンが、ブラック・サバスとしての最後のライヴに向けた意気込みを語った。健康問題を抱えながらも、彼はステージに立つ決意を固めている。

    🩺健康問題と向き合いながらの決意
    2019年の転倒による脊椎損傷の悪化、複数の手術、肺炎、感染症、そしてパーキンソン病と、オジーは数々の健康問題に直面してきた。しかし、彼は「出るつもりだよ。最善を尽くすつもりだ」と語り、ステージに立つ意志を示している。

    「昔は2時間のステージをやって、走り回ったり、飛び回ったりしていた。今はそんなに走り回ったり、飛び回ったりすることはできないと思う。座っているかもしれない」と、現在の体調を踏まえた上でのパフォーマンスになることを明かしている。

    🎸「Back to the Beginning」──最後のライヴ詳細
    ブラック・サバスの最後のライヴは、「Back to the Beginning」と題され、7月5日にバーミンガムのヴィラ・パークで開催される。オジー・オズボーン、トニー・アイオミ、ギーザー・バトラー、ビル・ワードの結成メンバーが20年ぶりに揃い踏みする。

    また、メタリカ、スレイヤー、スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガン、ゴジラ、コーン、アンスラックスらも出演予定で、ヘヴィメタル界の祭典となる。

    💬周囲の声とオジーの想い
    トゥールのフロントマン、メイナード・ジェームス・キーナンは、オジーの出演に懸念を示しつつも、「最高のことになるのを願っている」と語っている。

    一方、妻のシャロン・オズボーンは、「彼は本当に元気で、声に影響はない」と述べ、オジーのパフォーマンスへの期待を寄せている。

    オジー自身も、「明日の朝、目が覚めてみると、別の部分が悪くなっていたとする。そうすると、これが終わることはないのかと思い始めるんだ」と語りつつ、最後のコンサートが「朝起きる理由を与えてくれるもの」として、前向きな気持ちを持っている。

    📝編集部コメント:感謝を伝える最後のステージ
    オジー・オズボーンのブラック・サバスとしての最後のライヴは、単なるパフォーマンスではなく、ファンへの感謝を伝える場となるだろう。健康問題を抱えながらも、ステージに立つ彼の姿は、多くのファンにとって忘れられないものとなるに違いない。

    ▶️ SpotifyでOzzy Osbourneを聴く

    📸 Ozzy Osbourneの最新の姿はInstagramで
    最新の投稿や日常の一コマ、舞台裏の様子など、“今のオジー”を知るにはInstagramが一番確実です。
    ファンにとっての「生存報告」は、そこにあります。

    👉 @ozzyosbourne – Instagram公式アカウント

    Ozzy Osbourne (@ozzyosbourne) • Instagram写真と動画

  • ガンズ・アンド・ローゼズ、新ドラマー迎えた韓国公演で“再起動”のセットリストを披露

    ガンズ・アンド・ローゼズ、新ドラマー迎えた韓国公演で“再起動”のセットリストを披露

    2025年5月1日|文:クロマティック編集部

    Photo: GETTY

    アメリカを代表するロックバンド、ガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N’ Roses)が、新ドラマーを迎えての初公演を韓国で実施。
    新たなリズム隊とともに踏み出した第一歩は、バンドの歴史と現在地を同時に鳴らすものとなった。

    新ドラマー、アイザック・カーペンター加入の経緯
    2024年に脱退を表明したフランク・フェラーの後任として、バンドは新たにアイザック・カーペンター(Isaac Carpenter)の加入を発表。
    彼はこれまでにAWOLNATIONをはじめ、ア・パーフェクト・サークル、アダム・ランバート、そしてダフ・マッケイガン率いるLoadedなどでも腕を振るってきた実力派ドラマーだ。

    フランク・フェラーは2006年から18年にわたりバンドを支えてきたドラマーで、スラッシュやダフ・マッケイガンの再加入よりも前から在籍していた。
    その長きにわたる貢献に敬意を表しつつ、バンドは次なる章へと進み始めている。

    🇰🇷 韓国・仁川公演(2025年5月1日)セットリスト
    記念すべき最初のステージは、韓国・仁川(インチョン)にあるソンド・ムーンライト・フェスティバル・パークにて開催。
    オープニングには2012年以来となる「Welcome to the Jungle」を配置。過去と現在が交差する23曲のセットが展開された。

    セットリスト:
    Welcome to the Jungle

    Bad Obsession

    Mr. Brownstone

    Chinese Democracy

    Live and Let Die(Wings カバー)

    Slither(Velvet Revolver カバー)

    Perhaps

    Estranged

    Double Talkin’ Jive

    Coma

    Sorry

    Better

    Knockin’ on Heaven’s Door(Bob Dylan カバー)

    It’s So Easy

    Rocket Queen

    Slash ギターソロ(“Pride & Joy” by Stevie Ray Vaughan)

    Sweet Child O’ Mine

    November Rain

    Wichita Lineman(Jimmy Webb カバー)

    Patience

    Nightrain

    Paradise City

    📹 ライブ映像がYouTubeで公開中
    最新の仁川公演の様子はYouTubeでも視聴可能。圧巻のステージパフォーマンスをぜひ体感してほしい。


    スラッシュ、X(旧Twitter)からの撤退を表明
    ギタリストのスラッシュ(Slash)は、最近X(旧Twitter)での活動を終了することを発表。
    「度重なるハッキング被害を受けたこと」を理由に挙げ、今後はInstagram、TikTok、Facebookを中心にファンとの交流を続けていくと述べている。

    「Xを離れて、今後はこのプラットフォームでは活動しないことにしました。どのようにファンとつながり続けるかを見直すタイミングだと感じています。」
    — Slash(公式声明より)

    SNSを通じたファンとのコミュニケーションのあり方にも、新しいフェーズが訪れつつある。

    ▶️ SpotifyでGuns N’ Rosesを聴く

    編集部コメント

    確かに、新章の幕開けとしては「意外性」に欠けるセットだった。
    新ドラマー加入という節目の公演にしては、これまで通りの“ガンズらしさ”が丁寧に並んでいたとも言える。

    だが、そこに「物足りなさ」を感じるのは、もしかすると我々の方が間違っているのかもしれない。

    ファンは、もはや“革新”を求めているわけではない。
    ただ一目、ステージに立つ彼らの姿を見たい。
    あのイントロを、あのリフを、あの声を耳にしたい──それだけで十分。

    ガンズ・アンド・ローゼズというバンドは今、
    “進化”ではなく“継続”の価値を体現している。
    その姿勢が、これからのロック・バンドの一つの在り方を示しているのかもしれない。